「熱中症」と言えば盛夏のイメージ。
ギラギラと照り付ける真夏の太陽と酷暑。
確かに、「熱中症」の発生は猛暑に最も多い。
しかし、「熱中症」は真夏に限った話ではない。
そのことは、「熱中症」の原因を考えてみれば良く分かる。
「熱中症」は、カラダの内外の“暑さ”によって引き起こされる病気である。
「ホメオスタシス(恒常性)」と言って、生物である人間は、カラダの内外の環境変化にかかわらず体温を一定に保とうとする。
寒い時には体内で熱を作り、暑い時には汗をかいて熱を発散させる。
“暑さ”はカラダの外からやって来るばかりではない。
運動をすれば筋肉中で熱が作られ、体温も上がる。
このような体の中と外の熱バランスの上に体温が一定に保たれている訳だ。
しかし、その体温調節の過程で、“暑さ”によって体内のバランスが上手く取れなくなることがある。
体温調節そのものも、上手く働かなくなってしまうこともある。
そうした状態が「熱中症」だと言える。
そこで、まだ盛夏とはなっていない梅雨時も要注意の時期だと考えられる。
梅雨が明けてひとたび真夏となってしまえば、カラダは暑さに順応して行く。
汗を上手にかいて、体温等を一定にコントロールすることが出来るようになる。
だが、梅雨時にはまだ体が暑さに慣れていない。
その為に汗を上手くかくことが出来ず、体温調節に手間取ったりする。
そんな時、梅雨の中休みなどで急に気温が高くなったらどうだろう?
気温が高くなるばかりでなく、蒸して湿度が非常に高かったとしたら?
湿度が高い状態では汗は蒸発しにくく、蒸発時に気化熱で体温を奪ってもらう効率が落ちてしまう。
上手に汗をかけない上に、効率まで悪いのだ。
そんな訳で、梅雨時には「熱中症」になり易いのである。
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2008年06月18日
梅雨時の「熱中症」に注意
posted by ATSUO at 03:42| 熱中症の注意時期
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